A2 KeyリーディングPart 1はどんな問題?
A2 Keyのリーディング・ライティングは1時間で、7つのパートがあります。Part 1〜5がリーディング、Part 6と7がライティングです。Part 1では、お知らせ、掲示、メッセージ、短いメールなど、日常の短い文章が6つ出て、それぞれにA、B、Cの3つの文があります。本文と同じことを言っているのは1つだけです。A2 Key for Schoolsも形式は同じです。
ステップ1:文章全体を読んで、なぜ書かれたかを考える
A、B、Cを見る前に本文をすべて読み、「これは何?誰がなぜ書いた?」と考えよう。お知らせでは小さな語がよく省かれます。“Sports hall closed on Friday”は“The sports hall is closed on Friday.”という意味です。
たいていの文章は次の5つの役割のどれかを持っています。“Mum wants Sam to…”のような選択肢は、この役割を直接聞いています。
- 変更を知らせる: “Swimming club is in Pool 2 today, not Pool 1.”
- ルールを伝える: “Phones must be off during the film.”
- 誰かに何かを頼む: “Can you feed the cat before school?”
- 理由を説明する、または謝る: “Sorry, I can’t come tonight. I’ve got a cold.”
- 誘う: “Pizza at my place on Friday? Bring a game!”
ステップ2:単語ではなく意味で照らし合わせる
正解の選択肢は、たいてい同じことを別の言葉で言っています。こんな言いかえのペアを集めておこう。
- “closed on Friday” = “you can’t go in on Friday”
- “every Monday” = “once a week”
- “for two weeks” = “for fourteen days”
- “must stay in the library” = “you can’t take it home”
お知らせ1つ、選択肢3つを声に出して解く
2人の生徒、ZaraとAmaraが1つのお知らせを一緒に解いている会話を聞いてみよう。正解はBです。“Saturday”をくり返さずに“a different day”と言いかえています。Aは練習がちゃんとあるので間違い。Cは“on Friday”を“all week”に広げてしまっています。
Zara Let's try one. The notice says: "Sports hall closed on Friday. Basketball practice is on Saturday this week."
Amara A says: "There is no basketball practice this week." That's wrong. There is practice, on Saturday.
Zara B says: "This week, practice is on a different day."
Amara Yes! That's the same idea in different words.
Zara And C says: "The sports hall is closed all week." No, only on Friday. So it's B.
不正解の選択肢のしかけ
不正解の選択肢は、本文のほとんどをそのまま残して、細かい点を1つだけ変えます。ここをチェックしよう。
- 曜日や時間:“on Friday”が“all week”になる。
- 場所:“in the sports hall”が“on the outside court”になる。
- 数や期間:“three books for two weeks”が“two books”になる。
- 終わったかどうか:“I’ll do my part at the weekend”は“My part is ready”とは違う。
- 小さな語:“only”、“all”、“not”、“every”、“until”で全体の意味が変わる。
よくある間違い
単語を知っていても、これで点を落とします。日本語では「〜ない」が文の最後に来るので、文末を見て肯定か否定かを判断しがちです。英語では“can’t”や“don’t”が主語のすぐ後、文の前のほうに来るので、文末だけを見ていると見落とします。
- 単語探し:本文の単語をいちばん多くくり返している選択肢を選ぶ。
- 半分だけ読む:“this week”のような細部は最後に来ることが多い。
- 常識で選ぶ:ありそうな内容でも、この文章が言っていることとは限らない。
- 否定を見落とす:“You don’t need to book”は“You must book”とは違う。
- 1つの文章で止まる:いちばんよさそうな答えに印をつけて、あとで戻ろう。
5分間の試験ルーティン
試験ではパートごとの時間は決められていませんが、Part 1を5分くらいで終えるとライティングに時間を残せます。6つ1セットで、助けなしで練習しよう。終わらなかったら、最後の文章は時間が切れてから解いて、その点数は別に記録しよう。そうすれば、時間内の本当の点数がわかります。
- 1〜4分:文章ごとに、何の文章でなぜ書かれたかを言ってから選ぶ。
- 5分目:小さな語をチェックする。
- 終わったあと:不正解の選択肢がそれぞれどの細部を変えたかを言う。
- 家で:本物のお知らせを1つ書き写し、同じ意味の文を1つと、ひっかけを2つ作る。友だちや家族と交換して解こう。
次のステップ
同じ力は、短い文章(多くはメール)の6つの空所を埋めるPart 5や、短いメールを書くPart 6でも役立ちます。B1 PreliminaryのリーディングPart 1も同じしくみで、短い文章が5つ、それぞれに選択肢が3つです。
