この年齢に短いルーティンが合う理由
幼い子どもは、毎日同じように起こることから新しい言葉をいちばんよく覚えます。ルーティンが変わらなければ、お子さんは次に何が来るかがわかり、話せるようになる前から参加できます。「hello」で手を振り、「yes」でうなずき、天気のときは窓を指さします。順番、言葉、時間帯は同じにしましょう。たとえば朝ごはんのあとやお風呂の前などです。
上のカードには単語ごとに音声があります。まずカードを流し、それから保護者の方が自分で言ってみてください。お子さんは録音と保護者の方から、同じ単語を2回聞くことになります。
ステップ1:あいさつして「Are you ready?」とたずねる
手を振って「Hello!」と言います。次に、録音と同じように名前を加えます。「Hello! I’m Mum.」や「Hello! I’m Dad.」です。それから「Are you ready?」とたずねて、うなずいて見せましょう。うなずく、にっこりする、「Yes!」と言う、どれも答えになります。
下の短い会話を一緒に聞いてみましょう。慣れてきたら役を分けられます。1人があいさつし、もう1人が答えます。
Nia Hello! I'm Nia.
Leo Hello! I'm Leo.
Nia Are you ready?
Leo Yes!
ステップ2:天気を見る
窓のところへ行くか天気の絵を見て、単語を1つだけ言います。お子さんが話さなくても答えられるように、単語ごとに動きを決めておきましょう。
- 「sunny」(晴れ) – 両腕で大きな丸を作る
- 「rainy」(雨) – 指を雨のように下へ動かす
- 「cloudy」(くもり) – 両手を雲のように頭の上に置く
- 空がどの単語にも合わないときは絵を選びましょう。1日1語で十分です。
ステップ3:本を3冊数えて片づける
床に本を3冊置きます。片づけながら一緒に数えましょう。「One book, two books, three books!」赤や青の表紙の本があれば、指さして言います。「A red book!」片づけがあると数えることに目的が生まれ、ルーティンの終わりもはっきりします。
1冊なら「book」、2冊以上なら「books」と聞こえます。最後の「s」は少しはっきり言いますが、お子さんにまねさせる必要はありません。時間とともに自然に出てきます。
ステップ4:さよならを言う
毎日同じ形で終わりましょう。手を振って「Goodbye!」と言います。お子さんは手を振り返すか、「Bye!」と言えば大丈夫です。決まった終わり方があると、英語の時間が終わり、明日また来ることが伝わるので、次の日も始めやすくなります。
よくある間違い
ほとんどは保護者の方がしがちな小さな間違いで、すぐに直せます。
- 単語を一つひとつ訳す:英語の単語を言い、意味は動きや絵で見せましょう。お子さんは単語を別の単語ではなく、物そのものと結びつけます。
- くり返させる:この年齢では、聞くことと動きで参加することが先です。言葉はたいてい、お子さんの準備ができたときに出てきます。
- 毎日新しい単語を足す:同じいくつかの単語を1〜2週間続けましょう。覚えられるのはくり返しのおかげです。
- テストにしてしまう:「What is this?」のような質問はテストのように感じられることがあります。保護者の方が単語を言い、お子さんに指さしてもらいましょう。
- 日本語から来る「three book」:日本語では数のあとに複数形をつけないので(本が三冊)、お子さんには「three book」が自然に聞こえます。直そうとせず「three books」と言い直して、そのまま続けましょう。
次のステップ
お子さんが手助けなしで手を振ったりうなずいたりするようになったら、ルーティンはそのままにして、一度に1か所だけ変えましょう。新しい天気の単語、5まで数える、おもちゃで色をたずねる、などです。下の天気と数の記事は、同じ単語をもとに続いています。

hello
goodbye
yes
no
red
blue
sunny
rainy
cloudy
one
two
three
books