まずは大きな部位4つから
お子さんが見て、さわって、動かせる部位から始めましょう。体はいつも一緒にあるので、お風呂や着替えのときにも練習できます。上のカードを1枚ずつ流してから、その部位にさわりながら保護者の方が単語を言ってください。
ここでの「body」は体の真ん中、つまりおなか、胸、背中のことです。「arms」と「legs」に「s」がつくのは、2本ずつあるからです。単語ごとにさわり方を決めましょう。
- head(頭):両手でやさしくぽんぽんする
- body(胴体):自分をぎゅっと抱きしめる
- arms(腕):左右に大きく広げる
- legs(脚):ひざから下へぽんぽんする
「Look at my…」:まず見せて、それから言う
「Look at my…」は最初の日から本当に役立つ表現です。相手に「見て」と伝える言葉だからです。「What can you show?」とたずねて待ちましょう。指さし、1語、「Look at my arms.」のどれもよい答えで、正しい部位を指させればもう理解しています。
この2つの文を一緒に聞き、もう一度流して一緒に指さしてみましょう。
Nia Look at my head.
Leo Look at my arms.
「I can move my…」:単語ごとにやさしい動きを1つ
お子さんが手助けなしで指させるようになったら、単語ごとに動きをつけましょう。「I can move my legs.」は自分の体ができることを伝える文で、動きがあると単語が記憶に残ります。ここでの「turn」は体を軽くひねる動きです。足は動かさず、体を片側へ、次に反対側へゆっくり回します。
下の2つの文を聞いてから、一緒に動きをまねしてみましょう。
Nia I can turn my body.
Leo I can move my legs.
動きは小さく、安全に
体の単語を覚えると、子どもは跳びはねたくなります。先に場所を整えましょう。床の空いたスペース、はだしか滑り止めつきの靴下、そしてよじ登れる物がないことが大切です。
始める前に合図の言葉を2つ決めておきましょう。手を上げて言う「Stop!」はその場で止まる、「Slowly!」は眠たいカメのようにゆっくり動く、という意味です。ここでの動きはすべて床の上で行います。
- 「I can move my arms.」 – 腕をまっすぐにして、ゆっくり円を描く
- 「I can move my legs.」 – その場で足踏み
- 「I can turn my body.」 – 足はそのまま、やさしくひねる
- 「I can move my head.」 – ゆっくりうなずき、首を横にふる
「Show me!」ゲーム:家で5分
立っても座ってもかまいません。お子さんがまだやりたそうなうちに終えましょう。じっとしていたいお子さんは、ぬいぐるみで部位を指さしても大丈夫です。「Look at Teddy’s arms!」
- カードを1枚流し、自分の体でその部位を指さします。「Look at my head.」
- 「Show me your head!」と言い、お子さんに自分の頭を指さしてもらいます。
- 動きを加えます。「I can move my head.」一緒にうなずいてから「Stop!」と言います。
- 4語が終わったら役を交代します。お子さんが部位の名前か「Look at my…」を言い、保護者の方が動かします。「Stop!」と言うタイミングはお子さんが決めます。
- 床に座って、静かにひねって終わります。「I can turn my body.」
よくある間違い
ほとんどは小さな間違いで、すぐに直せます。
- 「at」が抜ける:日本語では「頭を見て」のように助詞の「を」で済むので、お子さんには「Look my head」が自然に聞こえます。直そうとせず「Look at my head」と言い直して続けましょう。
- 腕が1本か2本か:日本語では腕が2本でも「腕」のままなので、「arm」と「arms」が混ざりがちです。「arm」では片腕を、「arms」では両腕を上げましょう。ルールを説明しなくても、動きが「s」を教えてくれます。
- 腕と手、脚と足を混同する:日本語の「足」は脚全体にも足先にも使うので、「legs」と「feet」が混ざりやすくなります。「leg」では太ももから足首までなで、「foot」ではつま先を指しましょう。「arm」では肩から手首までなで、「hand」では指を動かします。
- 「my」と「your」が入れ替わる:子どもは保護者の言葉をそのまままねするので、自分の腕を指して「Look at your arms」と言うことがあります。お子さんを指して「Your arms!」、自分を指して「My arms!」と言いましょう。
- 一度に単語が多すぎる:毎日使う4語のほうが、1週間で出会う新しい10語よりも定着します。
次のステップ
お子さんが4つの部位を手助けなしで指させるようになったら、顔に進みましょう。nose(鼻)、mouth(口)、eyes(目)、ears(耳)は、「one nose」「two eyes」のように数えることにもつながります。そのあと「Head, Shoulders, Knees and Toes」の歌で部位がいくつか増えます。下の動物の記事では、同じ「見る・指さす」遊びを新しい単語で続けます。

head
body
arms
legs