3つの短いステップで1つの会話
復習では、子どもが別々に覚えた単語(文房具、おもちゃ、体の言葉)を1つの会話にまとめます。新しく練習するのは、そのつど合う質問と合う小さな言葉を選ぶことです。まずこのページの単語カードから始めましょう:book、ruler、train、teddy、hands、nose。
- 物の名前を言う:“What’s this?” “It’s a book.”
- 持ち主をたずねる:“Is this your ruler?” “Yes, it is.” または “No, it isn’t.”
- 部分を言う:“This is its nose.” “These are its arms.”
my・your・its:だれのもの?
“my”は話している人を、“your”は聞いている人を指します。だから同じぬいぐるみが、保護者の質問では“your teddy”、子どもの答えでは“my teddy”になります。“its”はおもちゃや動物、物に属するものに使います。ぬいぐるみの鼻は“my nose”ではなく“its nose”です。
日本語では「これ、くまさん?」「くまさんの手」のように、「あなたの」「それの」をほとんど言いません。英語では“your teddy”“its arms”のように、毎回この小さな言葉が必要です。また日本語はふつう単数と複数を言い分けないので、“These are its arm.”のように“-s”を落としがちです。身ぶりを使いましょう:“my”は手を胸に当て、“your”は手のひらで聞き手を、“its”は指でぬいぐるみを指します。大事なぬいぐるみやペットには“his”や“her”も正しい英語ですが、本などの物には“its”を使います。
- This is my teddy.(ぼくのくまだよ。)
- Is this your teddy?(これ、きみのくま?)
- These are its arms.(これはくまの腕だよ。)
this isかthese areか
1つなら“this is”、2つ以上なら“these are”を使います:“This is its nose.”と“These are its arms.” 手や腕は2つで1組なので、“these are”の練習にぴったりです。“this”と“these”の“th”は日本語にない音で、舌先を上下の歯の間に軽くはさんで出します。カタカナの「ジス」にならないよう気をつけましょう。“this is”は人を紹介するときにも使います:“This is my friend, Mina.”
聞いてみよう:本とぬいぐるみ
下の会話では、2人の子どもが本の名前を言い、ぬいぐるみの持ち主を確かめ、その部分を言います。本物の本とぬいぐるみを指しながら1回聞き、そのあと1行ずつ止めて子どもにまねしてもらいましょう。
次に役を分けて、交代しましょう。たずねる人は“your”、ぬいぐるみの持ち主は“my”と言います。
Nia What's this?
Leo It's a book.
Nia Is this your teddy?
Leo Yes, it is. This is my teddy.
Nia These are its arms.
Leo And this is its nose.
“its”か“it’s”か
2つの言葉は発音が同じなので、違いが出るのは書くときだけです。たとえば絵にラベルを書くときです。“it’s”は“it is”の短い形です:“It’s a book.” “its”は「それの」という意味です:“These are its arms.” 簡単な見分け方:“it is”に置きかえて意味が通れば“it’s”と書きます。
家でできる復習あそび3つ
1日1つのあそびで十分です。子どもがまだやりたがっているうちに終わりましょう。
- なぞのふくろ:ふくろに本、定規、おもちゃの電車、ぬいぐるみを入れます。子どもが1つ取り出してたずねます:“What’s this?” 保護者が答えます:“It’s a ruler.” それから交代します。
- だれのもの?:保護者の物と子どもの物をまぜておきます。1つ持ち上げて“Is this your book?”とたずねます。子どもは“Yes, it is. This is my book.”か“No, it isn’t.”で答えます。ときどきわざと間違えてみましょう。子どもは大人の間違いを直すのが大好きです。
- ぬいぐるみのお医者さん:子どもがお医者さんになってぬいぐるみを診察します:“These are its arms. This is its nose.” 次にお医者さんが保護者を診察します:“These are your hands.”
よくある間違いと簡単な直し方
この段階では自然な間違いです。あそびを続けながら、正しい言い方をもう一度聞かせましょう。
- ぬいぐるみについて“These are my arms.”:ぬいぐるみを指して“Its arms!”、子どもを指して“Your arms!”と言いましょう。
- 自分のぬいぐるみなのに質問をまねて“This is your teddy.”:子どもの手を子どもの胸に当てて“This is my teddy.”と言いましょう。
- “This are its arms.”:“this is”は指1本、“these are”は指2本を見せましょう。
- “Yes, it’s.”:短い答えは縮めずに言います:“Yes, it is.”
- “It’s book.”:日本語には“a”のような冠詞がないので落としがちです。1つのときは“a”が必要です:“It’s a book.”
次のステップ
慣れてきたら、文を1つ書いてみましょう:“This is my book.” 大文字で始め、単語の間を指1本分あけ、最後にピリオドを打ちます。そのあとは仕事を使って“he”と“she”を練習しましょう:“Is she a teacher?” “No, she isn’t. She’s a farmer.” さらに人の持ち物を言う“his”と“her”(“It’s her ruler.”)、そして“in”“on”“under”へと続きます。

train
teddy
hands
nose