まず覚える5つの色
最初は5つの色で十分です。はっきり見分けやすく、台所でも公園でも5つ全部が見つかります。上の色のカードを一つずつ流し、聞きながらその色のものを指さしましょう。
子どもに言わせる前に、聞く遊びをしましょう。ものを二つ持って色を一つ言い、子どもに正しいほうを指さしてもらいます。話すより先に、聞いてわかるようになります。正しく指させたら、それはもう立派な答えです。
- red:トマト、おもちゃの車
- green:葉っぱ、草
- blue:空、ジーンズ
- black:ねこ、くつ
- white:牛乳、紙
色はものの前に
英語では、色はものの前に来ます:“a red watering can”(赤いじょうろ)、“a blue bucket”(青いバケツ)。色の言葉は形が変わりません:“a red car”、“two red cars”。下の二つの文を聞いたら、まわりのもので同じように言ってみましょう:“Look! A white cup.” “And a black shoe!”
Nia Look! A red watering can.
Leo And a blue bucket!
質問と答え
質問は “What colour is it?”(何色?)です。答えは “It’s” のあとに色を言います:“It’s green.” “It’s” は “it is” を短くした形です。色だけを言うときは “a” をつけません。“It’s a green.” ではなく “It’s green.” です。“a” が必要なのは、うしろにものが続くときだけです:“It’s a green leaf.”
“it” のかわりに、ものの名前を入れることもできます:“What colour is the leaf?” 答えはやはり “It’s” で始まります。下の会話では、一人がたずねてもう一人が答え、そのあと役を交代します。この交代が大切です。子どもが答えるだけでなく、質問もできるようにしましょう。
Nia What colour is the leaf?
Leo It's green!
Leo What colour is the cat?
Nia It's black.
家でできる短い遊び3つ
遊びは数分で終わらせ、子どもがまだ遊びたがっているうちにやめましょう。
- 色さがし:“Find something red!” と言って、赤いものに先にさわったほうの勝ち。次は交代して、子どもが色を言い、保護者がさがします。
- わざとまちがえる:緑の葉っぱを持って “What colour is it?” とたずね、“It’s blue!” と答えてみましょう。子どもはたいてい、大人のまちがいを直すのが大好きです:“No! It’s green!” 次は子どもに質問してもらいましょう。
- かいて言う:それぞれ葉っぱやボール、ねこをかいて色をぬり、おたがいの絵についてたずねます:“What colour is it?” “It’s black.”
ひとつだけちがうのはどれ? パターンと数
色は、パターンや数を数えることにもつながります。ものを4つ一列に並べましょう:赤いブロック3つと青いブロック1つ。左から順に指さしながら “Red, red, red … blue!” と言い、子どもが “Blue is different.” と言えるよう手伝いましょう。
次は、一つずつ一回だけさわりながら一緒に数えます:“One, two, three red. And one blue.” そして全部で:“Four!” 英語は左から右へ読みます。縦書きの日本語の本は右から左へ進むので、指を左から右へ動かす習慣は、英語の本を読む前のよい準備になります。上の “Follow the pictures” の音声も同じパターンを使っています。
- 色を変える:白いくつ下3つと黒いくつ下1つ。
- ちがう一つを、列の別の場所に動かす。
- 子どもに列を作ってもらい、保護者がちがう一つを当てる。
子どもがつまずいたら
“It’s a green.” や “It green.” と言っても、ルールを説明する必要はありません。笑顔で “Yes, it’s green!” と正しい文を言い返し、そのまま遊びを続けましょう。直すより、正しい形をたくさん聞くほうが効果的です。
答えずに質問をくり返すなら、まず保護者が答え、もう一度たずねて “It’s …” までささやきましょう。子どもは色を足すだけです。“Green!” と一語で答えても大丈夫です。短い遊びの中では自然な英語です。
日本語から来る混乱もあります。日本語では緑の信号を「青信号」と呼ぶので、緑のものを “blue” と言う子もいます。英語では青信号も “green light” です。また「レッド」「ブルー」「グリーン」のようなカタカナの音で覚えていると、母音を足した発音になりがちです。カタカナで書いて見せるより、カードの音声をそのまままねさせましょう。
次のステップ
5つの色を一人でたずねて答えられるようになったら、新しい色を一つずつ足しましょう:yellow、pink、orange、purple、brown。散歩のときにも質問を使いましょう:“What colour is the bus?” そのあとは、2枚の絵のちがいさがしや、次に来るものを当てるおもちゃのパターン遊びに進みましょう。下のリンクで始め方を紹介しています。


Cody
Danny