4行のアクション詩とは
1行に1つの動作が入り、行は作業の順番に並びます。だから聞く人は、作業を最初から最後まで思い浮かべられます。各行は8音節で強いビートが4つあり、2行ずつ韻をふみます。このお手本を声に出して読み、強いビートごとに机をたたいてみましょう:MEAsure the WOOD and MARK each SIDE。たたく間隔がそろっていれば、ビートが一定ということです。
- Measure the wood and mark each side. (8)
- Hammer each nail with steady pride. (8)
- Lift with a friend; keep rope pulled tight. (8)
- Rest on the bench in evening light. (8)
単語ではなく音節を数える
音節は、1つの母音の音を中心にした音のまとまりです:“wood”は1音節、“measure”は2音節(mea-sure)です。“Rest on the bench in evening light”は7語ですが8音節です。音節ごとに手をたたくか、あごの下に手を当てて、あごが下がるたびに数えましょう。
俳句の五・七・五で数えるのは「音(拍)」で、英語の音節とは数え方が違います。“pride”はカタカナでは「プ・ラ・イ・ド」の4拍ですが、英語では1音節です。カタカナでは子音のあとに母音がつきますが、英語の発音ではつかないからです。語末の発音しない“e”も音節を増やさないので、“side”は1音節です。“-ed”もふつうは増やしませんが(“pulled”)、tやdの音のあとでは増えます:“paint-ed”。
- 行が短いときは?説明する言葉を足しましょう:“Lift the heavy box”。
- 行が長いときは?小さな語をけずるか、短い語にかえましょう。
2行ずつの韻:目ではなく耳で
2つの語が、強く読む最後の母音の音から終わりまで同じ音なら韻をふんでいます:sideとpride、tightとlight。先に行の終わりに来る韻のペアを2組選び、その語に向かって各行を作りましょう。韻はつづりではなく音で決まります:“eight”は“late”と韻をふみますが、“wood”と“food”はふみません。
- -ide: side, pride, wide
- -ight: tight, light, bright
- -ail: nail, tail, trail
作った経験を話す:“Have you ever…?”、forとsince
書く前に、子どもは自分が作ったものについて話します。現在完了(have+過去分詞)は、これまでの人生のいつかにした経験をたずねます:“Have you ever built something useful?” 答えは“Yes, I have.”か“No, I haven’t.”で、一度もしたことがなければ“never”を使います:“I have never used a saw alone.” 日本語の「~したことがありますか」に近いので、意味はつかみやすいはずです。
過去に始まって今も続いていることには、期間なら“for”、始まった時点なら“since”を使います:“for two weeks”(2週間)、“since ten o’clock”(10時から)。「から」をそのまま“from”にして“We have been here from ten o’clock.”と言いがちですが、現在完了では“since”が自然です。
Nia Have you ever built something useful?
Leo Yes, I have. I have worked on this stand for two weeks.
Nia How long have we been here?
Leo We have been here since ten o’clock.
4つの動作を順番に、そして道具の言葉
子どもが実際にした作業、たとえばパン作りや自転車の修理を選び、下の会話のように“first”、“then”、“next”、“finally”で4つの手順を並べます。各手順を動詞で始まる行にし、目的語と細かい説明を足しましょう:“Hammer each nail with steady pride.” 日本語では動詞が文の最後に来ますが(「木をはかって」)、英語の命令文は動詞で始まります。
- 道具の言葉:hammer(かなづち)、nail(くぎ)、saw(のこぎり)、tape measure(メジャー)、roller(ローラー)、rope(ロープ)、tray(トレー)
- “saw”は“see”の過去形でもあり、“nail”には「つめ」という意味もあります。
Leo Which objects did we put away?
Nia First the tape measure, then the roller, and finally the hammer.
家でできる2日間のプロジェクト:今日書いて、明日発表
1日目、20分:“Have you ever made something useful?”とたずね、その作業を選んで4つの手順を書き出し、韻のペアを2組選んで行を書きます。各行を手拍子で数え、8でない行を直しましょう。2日目、10分:強いビートに下線を引き、机をたたきながら家族の前で詩を発表します。そのあと役を交代し、保護者が読んで、子どもがビートのそろわない行を見つけます。
よくある間違いと簡単な直し方
A2の段階では自然な間違いです。正しい文で言い直して、そのまま続けましょう。
- 音節ではなく単語を数える:手拍子で行を数えましょう。
- 発音しない“e”を数える:“side”は2音節ではなく1音節です。
- “I have worked here since two weeks.”:“for two weeks”と言いましょう。
- “I am here since ten o’clock.”:“I have been here since ten o’clock.”と言いましょう。
- “Have you ever build…?”:“Have you ever built…?”と言いましょう。
- “I have ever used a saw.”:“I have used a saw.”と言いましょう。
次のステップ
そろった4行が楽に書けるようになったら、2連の詩に挑戦するか、1行目と3行目で韻をふんでみましょう。次の文法は“just”、“already”、“yet”です:“I have just painted the shelf.” “Have you finished yet?”

tray
saw
roller
hammer
rope
tape measure
nail