choose TWO問題とはどんな問題か
典型的な指示文は“Questions 21 and 22. Choose TWO letters, A–E.”です。この形式は、1人が話すPart 2と、学業や研修の場面で2〜4人が話し合うPart 3に最もよく出ます。
正解の文字1つにつき1点で、2つの文字の順番は問われません。間違えても減点はありません。
聞く前に根拠欄を2つ作る
問題を読む時間に、各選択肢をほかと区別する語に下線を引き、“Choice 1: ___ because ___”と“Choice 2: ___ because ___”の2つの欄を書いておきます。欄ごとに、録音で述べられた別々の事実が必要です。2つの理由が実は同じ1つの理由なら、どちらかの文字はおそらく間違いです。
1つ目の答えが見つかっても聞き続けましょう。2つ目の答えは、退けられた案のあとに出てくることがよくあります。
練習:残る案はどの2つ?
2人の研究者が、地域調査にボランティアが参加しやすくなる方法を話し合っています。
- A evening childcare
- B travel vouchers
- C online-only meetings
- D paid research training
- E weekend sports
Maya Travel cost keeps several volunteers away, so I recommend travel vouchers for anyone attending in person.
Owen Agreed. I considered online-only meetings, but residents said remote access would exclude people with weak connections.
Maya We should also offer paid research training. It gives volunteers a useful skill and improves the interviews.
Owen Weekend sports might attract families, although it does not address the study's main barriers.
Maya Childcare matters, but the library already provides it on meeting evenings, so it is not part of our new proposal.
言及された選択肢が外れる3つのパターン
不正解の選択肢3つはどれも録音に出てきますが、外れる理由はそれぞれ違います。聞こえたかどうかではなく、その選択肢がどうなったかを確かめましょう。
- 検討したが却下:“I considered online-only meetings, but …”(C)。却下の理由は“but”のあとに来ます。
- 可能だが的外れ:“Weekend sports might attract families, although …”(E)。“although”のあとの限界が、この選択肢を外します。
- 重要だがすでに実施済み:“Childcare matters, but the library already provides it …”(A)。
話し手と意見のマッチング:優先順位を聞き取る
マッチング問題では、各話し手の意見を一覧から選びます。たとえばA longer opening hours、B more quiet rooms、C lower feesのような一覧です。キーワード1つだけでは決められません。“Cheaper membership would be nice, but what students really lack is somewhere quiet to work”は、“cheaper”がCを連想させても、Bに対応します。
誰がどの仕事を担当するかを問う問題では、責任を表す表現が使われます。
- “be in charge of”(管理・統括)と“be responsible for”(担当する義務):“She is in charge of the volunteer schedule.”
- “deal with”は問題や業務に対応するという意味です:“The support team deals with technical questions.”
- “work for”はその組織に雇われて働く、“work with”は一緒に協力して働くという意味です。
賛成、疑い、反対
Part 3では、話し手がある案をどう考えているかがよく問われます。それぞれの発言を次の段階に当てはめてみましょう。
- 賛成:“I agree that access improved.”
- 条件付きの賛成:“The venue is quieter, although it is harder to reach.” 一部を認めたうえで、限界を付け加えています。
- 疑い:“I am not convinced that the sample is large enough.” 確信はないものの、まだ却下ではありません。
- 反対:“I dispute the conclusion because the dates do not match.” この意味の“dispute”は目的語を直接とります(“dispute the claim”)。「〜について異議を唱える」につられて“about”を付けないようにしましょう。“discuss about”が誤りなのと同じです。なお英語の“claim”は「主張」で、日本語の「クレーム(苦情)」とは意味が違います。
点を落とす間違いと直し方
間違えた答えごとに原因に名前を付け、失敗したステップだけをやり直しましょう。
- ひっかけ:退けられた選択肢を選んだ。最終的な決定まで聞きましょう。
- 同じ根拠を2回:1つの事実で2つの文字は支えられません。2つ目の事実を探しましょう。
- 言い換え:“quite a few”と“several”、“a small charge”と“a fee”を結び付けられなかった。語ではなく意味を比べましょう。
- キーワード頼みのマッチング:主張全体ではなく、繰り返された名詞で結び付けた。
- 位置を見失う:聞き逃した問題は飛ばし、次の番号の問題から立て直しましょう。
20分の試験対策ルーティン
模試の問題1セットを使います。
- 30秒で読み、根拠欄を2つ書きます。
- 止めずに1回だけ聞き、2つの文字を書きます。
- スクリプトを見ながら聞き直し、各正解を支える語句と、各不正解を外す語句をそのまま書き写します。
- 5つの選択肢がある問題を自分で作ります。根拠のある選択肢2つと、もっともらしいが退けられる選択肢1つを入れましょう。
次のステップ
次は、この根拠を確かめる習慣をリーディングに持ち込みましょう。True / False / Not Given問題も、見覚えのある語ではなく正確な根拠を求めます。名前や訂正でまだ点を落としているなら、Part 1のフォーム完成問題に戻りましょう。

