Part Cで求められること
Part Cには約5分の録音が2つあります。医療従事者がプレゼンテーションをするか、インタビューに答えます。録音ごとに3択の問題が6問あり、録音は一度だけ流れます。話題は一般的なので、専門知識は必要ありません。
問題では、話し手の意見、態度、理由、または例を挙げた理由がよく問われます。録音の前に、各問題が誰についてのものかを書き込んでおきましょう。
誰の意見か
話し手は、自分の意見の前に他の人の意見を紹介することがよくあります。誰の意見かは文法が教えてくれます。
- “A colleague expected the summaries to save time.” expect+目的語+to不定詞:他の人の予想で、まだ話し手の意見ではありません。
- “Some staff argued that the form was too long.” 紹介された主張です。話し手が同意しているかを聞き取りましょう。
- “I admit it took longer than we had hoped.” admitは、話し手が自分の立場に不利な点を認めている合図です。
- “Most of us would have assumed it was simple.” would have+過去分詞:当時おそらく考えていたことで、すぐに訂正されることが多い表現です。
- “I was less certain.” ここからが話し手自身の意見です。
考えの変化には、たいてい限定が付く
話し手が反対から賛成へ一気に変わることはまれです。前向きになりながら条件を付け加え、正しい選択肢はその両方を含みます。まず転換を、次に限定を聞き取りましょう。
- 転換:“What changed my mind was…”、“That made me more positive about…”、“I’m in favour now, as long as…”。
- 限定:“That doesn’t mean…”、“although…”、“It isn’t proof, but it does suggest…”。
- 組み合わせると:“At first I was sceptical. I’m in favour now, as long as we review it.”
聞いてみよう:誰の意見?
インタビュアーがあるスタッフに、チームが来訪者向けの新しい案内シートを試す前に何を期待していたかを尋ねます。2つの意見を一度だけ聞きましょう。
インタビュアー Maya, your team tried a new visitor-information sheet. What were your expectations before the trial?
回答者 One colleague was very enthusiastic. She thought a single clear sheet would immediately reduce the number of questions at reception. I was less certain. We already had quite a lot of written information, so I wanted to know whether this version would actually help visitors find what they needed. I was not against the idea; I simply did not want the team to judge it by how tidy it looked on our desks.
例は何を示しているか
Part Cでは、話し手がなぜ例を挙げたのかが問われることがあります。答えは例が支えている要点で、その要点はたいてい範囲が限られています。
- “One visitor repeated the correct date but went to the wrong building.” 要点:細部をひとつ言えても、予定全体を理解した証拠にはなりません。
- “We revised the headings because people overlooked them.” becauseは変更の結果ではなく理由を示します。
- “This trial helped our team find confusing words.” ひとつのチームについての主張で、「書面の情報はどこでも効果がある」という意味ではありません。
Part Cのよくある間違い
誤りの選択肢は、話し手の言葉をそのまま使っていることがよくあります。主張全体を確かめましょう。
- 言い過ぎ:“some staff found it useful” が “everyone found it useful” になる。always、every、neverなどに注意。
- 逆転:“we discussed cost, but it wasn’t the main reason” が “the main reason was cost” になる。
- すり替え:同僚の意見や、話し手が退けた意見が、話し手自身の意見として示される。
- “seems”、“tends to”、“in our clinic” のような控えめな表現を聞き逃す:正しい選択肢はこの限定を保っています。
- 日本語では「〜と思った」「〜と言った」のように、人の考えを伝える表現が文の最後に来ますが、英語では “she thought”、“they argued” がたいてい文の最初に来ます。文の出だしを聞き逃さないようにしましょう。
20分のPart Cルーティン
模擬試験のPart Cの録音をひとつ使います。
- 3分:問題を読み、各問題が誰についてのものかに印を付ける。
- 5分:録音を一度だけ聞いて答える。
- 8分:スクリプトで確認し、根拠に下線を引き、誤りの選択肢ごとに理由を書く:言い過ぎ、逆転、別の人の意見、単なる例。
- 4分:話し手の最終的な意見を限定とともに声に出して言う:“She’s in favour, as long as…”。
次のステップ
学習仲間と話し合ってみましょう。チームが仕事のやり方を変える前に、どのくらいの根拠が必要でしょうか。小規模な現場の試行だけで十分なことはあるでしょうか。“It isn’t proof, but it does suggest…” を使ってみましょう。
OET Readingでは、同じ力が文章で問われます。短い録音がまだ難しければ、Part Bに戻りましょう。
